『#はじめて敵機を目の前に見て』

『#はじめて敵機を目の前に見て』<2022年12月8日(木)>
 真珠湾攻撃の日に『余録(221208)』は思う▲「国民も、はじめて敵機を目の前に見て、戦争を実感」。米軍爆撃機16機の日本初空襲。真珠湾の勝利から4カ月後の1942年4月▲米軍の作戦は太平洋上の空母から列島を横断し、中国大陸に抜けるルートで実行。2年後に本格化する本土空襲を予感させた▲空軍基地がウクライナのドローンの攻撃を受けたというロシアの発表に80年前の歴史を思い起こした。国境から400キロ以上離れた戦略拠点。ロシア国民も戦争を実感したのではないか▲ウクライナの攻撃が事実なら、モスクワも狙える能力を見せつけられたことに▲プーチンが戦局を合理的に判断すれば道が開けるかもしれないが、国家や指導者の威信が傷つく選択は簡単ではない。今のロシアの危うさである。
 (私たちは)毎日、テレビで生々しい戦争の現実を知らされているが、どれだけ理解できていようか。映画の中のシーンではない▲この惨事が何時、自分たちに起こるのか。愚かにも、そう脅して軍事予算を拡大しようと。平和のためには何が必要なのか。そこを議論せず、某国の軍事産業を富ませるのか?
#真珠湾,#爆撃機,#ウクライナ,#プーチン,#ドローン