『#お気の毒に秋の空か?』

『#お気の毒に秋の空か?』<2022年9月22日(木)>
 秋の空は変わりやすいと『明窓(220922山陰中央新報)』▼ことわざには、全く異質なものを二つ並べ、共通点を見つけて結び付ける言い方がある。「男心と秋の空」あるいは「女心と秋の空」▼秋になると天気が変わりやすい▼もともとは「男心-」の方が先だった。女性への注意喚起や慰め、見方を変えれば男の身勝手が言わせた面があるらしい▼ちなみに1991年発刊『広辞苑』第4版には「男心-」の例文だけ。98年発刊第5版では両方の例文を掲載▼さて、秋風とともに人の心の変わりやすさが身に染みているのは岸田文雄首相も同じだろう。7月の参院選で圧勝したのに、立秋を過ぎた頃からどうも雲行きが怪しくなった。自民党議員と旧統一教会の関係が問題になる中での内閣改造や、安倍晋三元首相の国葬を珍しく速断したのが裏目に出て支持率が急降下。お気の毒に「墓穴を掘る」感じになった。
 (私の)住む地は、午前中、いい天気となっている。でも、天気予報によると午後は崩れると。まさに秋の空であるようだ▼9月27日の空模様は、今の予報では晴であるが、岸田首相はその後の臨時国会の雲行きが良くない。重い雲が漂っているだろうか▼否、私たちの心はもっと暗いよ。票のためなら何でもする政治家をどうしてくれる。今の生活苦をどうしてくれる。
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