『#一本の鉛筆があれば』

『#一本の鉛筆があれば』<2022年9月13日(火)>
 「一本の鉛筆があれば、基地はいやだと私は書く」。『正平調(220913神戸新聞)』は沖縄知事選から思う◆一本の鉛筆があれば 戦争はいやだと私は書く。1974年8月、第1回広島平和音楽祭に出演した美空ひばりさんは、この日のために作られた「一本の鉛筆」を歌った◆ひばりさんは徴兵され戦地へ赴く父親を見送り、8歳の誕生日には横浜大空襲に遭った◆日曜日、復帰50年の節目の年の沖縄県知事選で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に「反対」を訴えた現職の玉城デニー氏が当選。沖縄の人たちが発する思いは変わらない◆普天間の移設先は県外へ。仲井真弘多氏を含めると、知事選で辺野古移設に反対の候補が当選するのは4回連続◆地元紙でこんな声を読む。「いつか基地問題と関係なく、一票を投じたい」◆切実な願いだろう。沖縄の人たちが「基地はいやだ」と声を上げなくなるまで、こんな状態を続けるのか。
 (あなたに)「聞いてもらいたい 読んでもらいたい 歌ってもらいたい 信じてもらいたい」◆一本の鉛筆で自分の思いをその人に。自分たちの土地を自分たちの手に戻す◆沖縄は戦争のためにあるのではない。米国のためにあるのではない。ここに住む民のためにある。
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