#年を改める

『#年を改める』<2021年12月9日(木)>
 忘年会に『有明抄(211206佐賀新聞)』は思う。心理学者でエッセイストの岸田秀さんは、欧米人と日本人では時間や歳月に対する考え方が違うと指摘する。欧米人は、過去から未来へと一貫して流れる1本の線として捉える。一方、日本人は区切ることができる、新たにできると考える◆この違いから、日本には忘年会があるという。気分も新たにする師走の風物詩である◆昨冬は新型コロナの感染が広がり、大人数での宴会はほとんど中止◆今は感染が落ち着いているが、周囲を見回しても「さあ、宴会だ」という盛り上がりは感じない◆1年を過ごせば、スパッと忘れて切り替えたいことはある。岸田さんによると、欧米には「年を改める」という表現はないそうだが、こぢんまりとでも日本人らしく区切りをつけて年を改めたいところ。もちろん、感染対策は忘れずに。
 (私は)何の疑問も持たず、忘年会に参加していた。酒好きには楽しい時であったが、好まぬ人もおり、段々と職場の忘年会は強制でなくなった。そして、コロナ禍。寂しい気もするが、職場の仲間とする必要はあったろうか。酒は自分のペースで美味しくいただきたい。でも、偶には大騒ぎして若い方々に迷惑かけるのもいいかな? 駄目だよね。
#忘年会
#過去から未来へ
#1本の線
#区切る
#宴会だ
*画像は過去の忘年会のシーン

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