『宣言』

『宣言』<2021年1月15日(金)>
 新型コロナウイルス感染症対策本部会合での首相の緊急事態宣言について『筆洗(210115)』は、さだまさしさんの「関白宣言」を思い出す。レコード店で曲名を勘違いする人があり「関白音頭」と。「たしかに『音頭』では、別のコミカルな曲に思えておかしい。うろ覚えで使う言葉や言い間違いは、時に笑いの源でもあろう。こちらの宣言をめぐる言い間違いはどうも笑えない。・・・緊急事態宣言の対象地域を言う際、『福岡』と言うべきところを『静岡』と・・・間違いに気付いたようでもなかった。・・・紙を読みながらの首相の言葉が、響いてこないという声を聞く。・・・現在のコロナ禍の中で音頭を取るべき人の言葉の重さを考えて、やはり笑えない」。
 (JN) 宣言は、言葉とともに全身で訴えかけて欲しいものである。発する情報は科学的根拠に基づく内容で、訴えかけは感情に響かねばならない。それが首相の仕事である。宣言の舞台は劇場である。観客に言葉以上のことを伝えるて欲しい。首相の周りの方々よ、首相を無能に見せない努力ができないか。まあともかくまあともかく、上手でなくとも、原稿内容をきちんと伝えてほしい。
#緊急事態宣言
#福岡
#静岡
#関白音頭
#関白宣言

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