『トゥー・ズーム・オア・ノット・トゥー・ズーム』

『トゥー・ズーム・オア・ノット・トゥー・ズーム』<2020年6月28日(日)>
 コロナ禍、オンライン国会の可能性が議論されている。『余録(200628)』はこれについて語る。「英議会の下院が・・・テレビ会議による審議を一部導入した。・・・『トゥー・ズーム・オア・ノット・トゥー・ズーム』・・・ハムレットのような心境は、英国だけのものではない。日本でも、・・・賛否両論あり、実現の見通しは立っていない。そこには憲法というハードル・・・憲法56条は、国会の議事は『出席議員の過半数』で・・・こうした『出席』の規定をどう解釈するのか・・・明治憲法をひもとくと、47条でやはり、国会の議事は『過半数』で決めるとあるが、現行憲法と違って『出席議員の』という文言は付いていない。・・・伊藤博文も解説書『憲法義解』で、議決に必要な『過半数』というのは、出席議員の過半数のことだと記している。まさか約130年後になって『出席』の意味が議論されることになるとは、伊藤も想像しなかったに違いない」。
 (JN) ズームを選ぶか否か、どちらが民主主義らしい進め方か。思うに、国側としては、加熱する日本の国会の委員会、お互いが離れて審議した方が良いのでないか。時間の表示、時計ストップもズームに表示。一人では心細い適材適所の大臣は周りに能力者を配置して、質問に対応できようか。屈辱にも耐えられそうだ。参考人もズームならどこからでも対応できる。法の解釈は別として、形骸化している委員会を何とかできないか。
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#出席議員の過半数
#トゥー・ズーム・オア・ノット・トゥー・ズーム

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