『多様性の花』

『多様性の花』<2020年6月27日(土)>
 アジサイの季節である。『筆洗(200627)』は語る。「毎年、雨の季節に合わせるように、色とりどりの大輪をつけて、重くなりがちな気分をなぐさめてくれる。・・・今年の梅雨はとくに、思えてくる。・・・涼しげな青、温かみのある赤に、微妙な鮮やかさの変化もある色の違いは、土壌の酸性、アルカリ性の度合いに関係があるという。酸性ならば、土中のアルミニウムイオンが溶けて、吸収した花は青を帯びる。・・・色の移ろいから『あじさい』には心変わりしやすい人の意味もあった。当世ならばむしろ、多様性の花のようで好ましくも思える。褐色になってもう枯れてしまったようにみえながら、きれいな薄い緑やピンクを、また取り戻すものがある。どこか人生のうつろいを思わせるようだ」。
 (JN) 近所を散歩すればアジサイ。お寺をお参りすればアジサイ。電車に乗れば車窓にアジサイ。今の時期、どこででもアジサイに出会える。原産地は日本らしい。まさに日本の花だ。場所ばしょで色合いも楽しめる。子供のころはこの時期、カタツムリも方々で見かけた。雨の日に縁側でアジサイとカタツムリ。そこまでも贅沢は言わず、アジサイの色を楽しみましょう。
#重くなりがちな気分をなぐさめてくれる
#土壌の酸性、アルカリ性の度合い
#人生のうつろい

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