約1144万票を争う都知事選

『 約1144万票を争う都知事選 』<2020年6月18日(木)>
 都知事選がきょう告示される。『余録(200618)』は東京の明日を思う。「ロンドンが近代世界を代表する大都市になった大きな節目とされるのが、1666年のロンドン大火・・・この大火前年のロンドンはペストの大流行により、8万人近い死者を出している。・・・この惨禍からの復興で木造の建築が禁止され、広い道路や下水道の整備が行われる・・・こんな故事をも思い起こしたくなるコロナ禍さなか・・・約1144万票を争う都知事選がきょう告示・・・いずれもキャラの立つ有力候補・・・むろん感染防止、そして経済・生活支援両面でのコロナ対策や東京五輪への対処などで論戦が交わされよう。加えて聞きたいのは、コロナ禍の衝撃が今後の巨大都市文明をどう変えていくか、そんな射程の大きな問題への見識である。思えば感染症だけでなく首都直下地震という巨大災害にいつ襲われてもおかしくない東京である。都民の命と暮らしを守り、それを次の時代の都市のあるべき姿につなげる。今必要なのはそのような都政だろう」。
 (JN) 都民は何回自分を裏切り、失望を繰り返してきたことか。ついつい、都政を託す人であることを忘れて、何かの魅力に票を落とし、歴代の都知事を生んできた。反省するばかりである。今度こそ、各自で自分の未来を考えて、投票しよう。頼れる人がいないという方もあろうが、自分の未来と考えを机に広げて考えてもらいたい。自分たちの意思が直接反映される1票を投じよう。
#ロンドン
#大火災とペスト
#次の時代の都市のあるべき姿

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