『没法子』

『没法子』<2020年4月29日(水)>
 今のコロナ禍での過ごし方について、『春秋(200429)』は赤塚不二夫の作と生き方から思う。「赤塚さんは旧満州で生まれ育った。敗戦の混乱のなか、母親に手を引かれての引き揚げが原体験となる。幼い胸に刻み込んだ言葉は『没法子(メイファーズ)』。中国語で『しかたがない』の意味だが、それはあきらめ、投げ出すことではない。悲しみも不条理もすべてを受け入れ、そのうえで前へ歩む。そう受け止めた。・・・私たちもいま、不条理のさなかにある。災いがすぐには去らない以上は、倦まず弛まず明日へ向かうしかない。そう念じれば少しは気持ちが軽くなるだろうか。赤塚さんは没法子を自分流に訳して、バカボンのパパに言わせ続けた。『これでいいのだ』」。
 (JN) 「これでいいのだ」ろうか。自分の行動だけでなく、周りの人々、国の在り方・・・。皆、全員が同意する正解はなかろうが、決まったことは、それに沿って皆が動かねば、私たちの生活は安全なものにならない。そのためにも、「これでいいのだ」という道のりを作り、説明して行くことを皆が行わねばならない。マスクが小さかろうが、素敵であろうが、静かにお家に居なければならない。でも、どう考えても「これでいいのだ」と、逆立ちしても言えないことがある。これは「どうすればいいのだ」?
#没法子
#これでいいのだ

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