#満州事変そして・・・

『#満州事変そして・・・』<2021年9月18日(土)>
 90年前のきょう、満州事変そして15年続いた戦時、『正平調(210918/神戸新聞)』は赤塚不二夫さんの体験からこれを思う。父はシベリアに抑留、残された母子5人で日本を目指した。終戦の翌年、赤塚さんは10歳だった◆「しっかりつかまるんだよ、離しちゃダメだよ!」。うっかり手を離せば自分は帰ってこられなかったと、自伝に◆苦労の末に帰国を果たしたものの、程なくしてまだ幼い妹を亡くした。満州帰りを理由にいじめられ、悔しい思いもした◆多くの日本人が国策移民として海を渡ったが、敗戦後は過酷な運命にさらされる。祖国に戻れなかった人は数知れない◆戦争だけはもう二度と起こしてはならないと、赤塚さんは願った。その思いに接し、改めて「天才バカボン」を読むとき、作品の印象はこれまでとはがらりと異なる◆パパがいて、ママがいて、かわいい弟がいて。あのハチャメチャな家族の、なんと平和で幸せなことだろう。
 (JN) 都合のいい未来を思い戦争に突入。フェイクニュースに国民は喜び、そして苦しんだ。いまは平和のようだが、新型コロナウイルスの攻撃に四苦八苦。誰かは「明かりはハッキリ見え始めた」と。「シェ~、驚きざんす」である。我々はバカボン家のようには暮らせないが、情報を吟味して「明かり」を見出そう。
#赤塚不二夫
#シベリア
#帰国
#いじめ
#バカボン

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