『群馬県・岩宿遺跡の発掘から今年は70年の節目』

群馬県岩宿遺跡の発掘から今年は70年の節目』<2019年11月25日(月)>
 岩宿遺跡の講演会に参加した『春秋(191125)』の著者は、石器人の行動に現在を思う。「旧石器人は、未知の土地での獲物の探索と、勝手知ったエリア内で獲物の居場所を予測し仕留める行動の2つを、並行して進めていたという。・・・いま企業に求められることと、かなり似ている。激しさを増す競争に勝つにはイノベーションの種を求め、土地勘のない分野にも出ていって技術や人材を取り込む必要がある。・・・狩猟、農耕、工業、情報社会と発展してきたが、生き残るための行動には一定のパターンがあるのかもしれない。・・・人工知能(AI)が広がる未来社会「ソサエティー5.0」でもこの点は変わらない気がする」。
 (JN) 人の命も企業の命も限りがある。その命を伸ばすために新しいことを見出さねばならない。特に、現代社会は成長が求められる。しかし、新たなことをしようと問題を起こせば、責任が問われる。そのため無理をするより、しない方が良い。何もしなければ問題を起こさないという落とし穴に陥る。ある程度成長すると、我が身を守ろうとして、そこに停滞が起きる。そして堕ちて行く。生成発展没落のサイクルから逃れることはできないか。AIはそれを何とかしてくれようか。否、AIは優等生故、冒険を求めず、コンプラの網を張り巡らすのではないか。そして、AIだけが生き残るのかもしれない。石器時代からの人類の努力は終わる。
#旧石器人は行動の2つ
#ノベーションの種を求め

f:id:morningstar:20191102134426j:plain