『「孤立」「分断」の幽霊、まだ世界をうろつきそうな気がする』

『「孤立」「分断」の幽霊、まだ世界をうろつきそうな気がする』<2019年11月3日(日)>
 近づく米国の大統領選挙、『春秋』(191103)は創立まもない米・共和党を思う。米・共和党の「自由な土地、自由な労働、自由な人間」という考えは、マルクス国籍離脱を後押しした。その「米国の大統領選挙まで、あと1年・・・トランプ大統領が再選を果たすか否かだろう。・・・気高い理念で自国や他国を導く姿はなく、自らの亜種のような指導者をあちこちに生んだ。本紙の論考によればトランプ支持者は現状を『高学歴エリート対白人労働者の階級闘争』とみているらしい。むろん革命は道半ばの思いだろう。とすれば『孤立』『分断』の幽霊、まだ世界をうろつきそうな気がする」。
 (JN) トランプ大統領のためではないが、リンカーン共和党であったと思えなくなる。「自由な土地、自由な労働、自由な人間」、奴隷解放と、真反対のように感じる。共和主義はどこへ行ってしまったのか。資本主義の発展のために米国国民は、トランプ政権の舵取りを如何に理解し、判断すべきか。これが共和党なのか、考えてもらいたい。革命を起こす幽霊にしても、変幻自在な資本主義の幽霊でも、人間どもより先を走っている。それに追いつくには、どんな選択があるのか。それは、分断や孤立ではないはずだ。
#「自由な土地、自由な労働、自由な人間」
#米国大統領選挙
#『孤立』『分断』の幽霊

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