『エイリアン・クイーンは卵を守ろうと行動』

『エイリアン・クイーンは卵を守ろうと行動』<2019年10月27日(日)>
 ヒアリの「多数の働きアリとともに50匹以上の女王アリが確認された」。これについて、『春秋』(191027)は「エイリアン・クイーンの登場だ」と始める。「ヒアリ自体はこれまでも各地で見つかっていたが、女王の登場により国内で定着する恐れが強まっている。急きょ開かれたヒアリ対策の閣僚会議では、『これまでとは次元の異なる事態』という言葉も聞かれた。・・・映画の中でエイリアン・クイーンは卵を守ろうと行動し、子を失った母として闘う。考えてみれば、ヒアリも好きこのんで日本に上陸したわけではない。コンテナに閉じ込められ、たどり着いた地でただ生き抜こうとしているだけであろう」。
 (JN) エイリアンは40年ほど前だろうか、第1作を劇場で観た。印象に残った映画の一つである。互いに自分たちが生きるために必死に戦う。息を呑むシーンが続く。生き物が子孫を残すために他者を消して行く。地球上だけでなく、生命体がある限り続く闘いであろう。相互にコミュニケーションができれば、互いの生活圏に線引きもできよう。でも、ほぼそれは無理である。ヒアリはどこに潜み、私たちがどこで何をすると襲ってくるのか。ヒアリとの闘いは何時まで続くのか。また、コンテナーに乗ってやってくるのか。
#エイリアン
#次元の異なる事態