『世知辛いご時世。互いの健闘をたたえあうこの球技の美質が、人びとの心を潤す』

『世知辛いご時世。互いの健闘をたたえあうこの球技の美質が、人びとの心を潤す』<2019年10月20日(日)>
 寄席の「紙切り」、林家正楽さんに今月上旬、客席の女性から「ハカ」と。『春秋』(191020)はラグビーの魅力を思う。「ゴールポストを遠景に、ポーズを決める屈強な男たちを迷いなく切り抜いた。・・・週末ごとのワールドカップ日本代表の躍動に列島は沸いている。・・・うれしいのは、・・・他国チームや外国人観客への日本の温かいおもてなしと、それに対する共感の光景である。・・・台風19号岩手県釜石市でのナミビア対カナダ戦が中止された。当地で泥掃除に汗を流したカナダ代表選手のツイートに泣けた。・・・正楽さんに『ノーサイド』を注文してみよう。今大会のどんな場面を切り取ってくれるか」。
 (JN) 「行け、行け、そう、回せ、当たれ、上げろ、避けろ、転がせ、圧せ・・・」。テレビの画面の中に自分が入っていく。心身とも鍛え上げたラガーたちの繰り広げるプレーに魅了される。そして、キックオフからノーサイドまでの間以外でも魅了された。カナダチームのスクラムやパスワークは、キックオフがされなくても、台風19号の被災地で進んだ。ラグビー効果は、国籍の枠を超えてのチームプレーにあるのだろうか。皆の想像力が新たなもの生み出す。ラグビーは今後、どんな進化をして行くのか。ラグビーに乾杯だ。
#カナダ代表選手

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