『人間がやったことは、また人間が直せばいい』

『人間がやったことは、また人間が直せばいい』<2019年9月2日(月)>
 アマゾン火災、貴重な森が消えて行く。『春秋』(190902)は憂慮し、またマングローブを海外で育てる鶴田幸一さんを紹介する。「鶴田幸一さんは、1988年からサウジアラビアマングローブの植林に取り組んでいた。だが突然、帰国を余儀なくされる。・・・世界中の砂漠を緑に変えたい。そんな熱い思いに支えられた地道な取り組みの成果も、戦争や乱開発といった人間の行いによってあっという間に失われてしまう。・・・アマゾンで多発する森林火災は収束の気配を見せず、被害が広がっている。・・・ボルソナロ大統領・・・国際的な支援も受ける受けないの騒ぎとなり、その間にも貴重な森が消えていく。・・・鶴田さんは『人間がやったことは、また人間が直せばいい』と話す。」。
 (JN) ボルソナロ大統領はブラジル発展のために、アマゾン開発を推し進める。それについて先進国がクリをはさむ。大量の燃料を消費し、二酸化炭素をどんどん排出するいわゆる先進国が何を言うのだ、とボルソナロ大統領。これはブラジルだけのことではなかろう。また今、自分たちの生活向上を図る者に、森の開発は悪ではなく、善であろう。それが今後、自分たちのどのように影響を与えるのかなど、知ったことではない。であるからこそ、先進国はこの状況に口をはさみ、説明し、自然回復に支援をすることが必要だ。しかし、今の自分の経済繁栄のみを追求する姿勢は、人や自然の健康は二の次なのであろか。「我が国第一」ではなく「人間第一」にならぬものか。壊すだけで直せない。そうならないためにみ、身近の自然から大事にして行こう。
#アマゾン
#森林火災
#森の開発

f:id:morningstar:20190902110740j:plain