『日本はもはや現金主義のガラパゴス状態とさえいわれる』

『日本はもはや現金主義のガラパゴス状態とさえいわれる』<2018年5月27日(日)>
 「韓国のキャッシュレス決済の比率は9割と断トツだが、欧米でも5割は超える。日本は2割程度という」。『春秋』(180527)はこれを思う。「入魂の職人芸と最新のテクノロジーが融合した、われらが日銀券である。だから人々のお札への信頼は厚」いと。そして、「現金主義はATM網の発達をもたらし、それがまた『信仰』を増幅してきた。・・・こうなったら、美しく安全なお札を体験するツアーなど外国人に売り込みますか」。
 (JN) 給与が現金渡しから口座振り込みになってどのくらい経つであろうか。一方で、支払いは現金払いがいまだに主流だ。支払う者も、受け取る者も間違えがなく、別に不自由ない。紙幣への信用もあるからだろうか。自分は、あまり現金を持ち歩かないので、クレジットカードを使用しているが、小物はどうしても、現金が必要であった。でも、ここ数年、小物でも「ナナコ」や「パスネット」などのおかげで、大方、カードを利用できるようになった。支払い方法はどうであろうと、お金は残ることなく、招き猫に吸い取られてゆく。