『「リマ症候群」から20年』

『「リマ症候群」から20年』<2017年4月22日(土)>
 「4カ月の長きに及ぶ人質事件が軍の強行突入で終結したのは4月22日。きょうで20年になる」。「天声人語」(170422)はその四か月を想い、そして述べる。「いつどこで人質事件に巻き込まれるか、予測もつかぬ昨今である。万一の場合、ゲリラの少年少女に理を説く力が自分にあるだろうかと自問した。」と。
 (JN) こういったゲリラ活動は、無くならないのであろうか? 貧富の格差、宗教の相違、それぞれの正義の為に、テロ行為等が繰り返される。考えの異なるそれぞれがお互いを理解することはできるのか? 共感できるのは家族や郷土への愛であろうか。私たちは、この地球と言う世界を郷土として、皆家族であるのに何故にこれほど 憎しみあわねばならないのか。自国第一主義は良いのだが、排他主義である限り他者の存在は敵として現れる。