『東京五輪の「契約」はどうか。総費用が3兆円超にふくらみ・・・』

<2016年10月12日(水)>
東京五輪の「契約」はどうか。総費用が3兆円超にふくらみ、計画を見直したいが』

 1492年の今日、コロンブスが陸地を発見した日をである。「春秋」(161012)は、これを想い、コロンブスがスペイン女王との契約を解説する。「契約を通じ投資家と企業家が利益を分け合う。この仕組みは時代を経て、いまの株式会社につながっていく」。そして、今年のノーベル経済学賞に展開する。「契約が万能ではないと分かったことだ。すべてを具体的に決めておくのは難しい。想定外は起きる。そのとき、誰が対応するかが重要だそうだ」。そこに、東京オリンピックはどうするかと。「計画を見直したい。だが、国際公約とどう折り合いをつけるか。誰が収めるのか。」

 全ては都民が小池百合子を選んだことから始まった。もし、他の者が都知事になっていたら、平和に豊洲引っ越しやオリンピック準備が進んでいたのであろうか。何の問題提起もなく皆幸せに進み、後で問題が生じたのか。それとも、問題はひた隠しにされて行くのか。いつかは現実化し、東京裁判が行われようか。否、終わったこととして、お咎め無しとなってしまうのか。さて、現実は、どうなるか。どう治めるか、小池さん。(JN)