『私たちの「買い物」を取り巻く環境はめまぐるしく変化した』

<2016年10月11日(火)>
『私たちの「買い物」を取り巻く環境はめまぐるしく変化した』

 「百貨店は長く全国各地で街の顔を務めた」。しかし、百貨店の低迷が続き、各地で閉店をしていく。「春秋」(161010)は、これを想う。「駅前再開発で誕生した巨艦店は人々の憧れであり、自慢でもあったろう。流通業界の雄であり華でもあった百貨店は、グループ経営の足を引っ張る存在になってしまった。地元の人は愛着を持っている。景気の停滞、専門店チェーンの台頭、ネット通販の普及と、私たちの「買い物」を取り巻く環境はめまぐるしく変化した。波にさらされ続ける小売業界の苦難である。」

 百貨店の時代は終わったのであろうか。買い物上手ではない私には、とっても便利なところであった。ここへ行けば何でもある。金額は少々張るが、間違いのないものが手に入る。店員さんも親切で、出張の時は、地下の食品街から、紳士服、文具・本屋、レストランなどを利用した。十数年前であれば、コンビニはなくとも、デパートがあった。今では、小さなコンビニの方が中心になっているのか。専門性を持った百貨店の店員さんが少なくなり、コンビニのアルバイト店員さんが多くなる、この現状をどう考えるか。(JN)