『自転車の「ながら運転」が全国で89件摘発された』

『自転車の「ながら運転」が全国で89件摘発された』
 器用に歩きながらのスマホについて、朝日「天声人語」(2015年8月28日)は、ご注意申し上げる。
 「『二つ同時』も良し悪(あ)しで、警察庁によれば、今年の上半期に自転車の「ながら運転」が全国で89件摘発されたという。警察官の指導警告に従わずに『赤切符』を切られるか、事故を起こして『事件扱い』された数なのだという。だからまさに氷山の一角。実際に街を歩いていると、危なっかしい『曲乗りまがい』は随分多い。不愉快の種をまき、ときには事故も起きている。歩きながら操作すると健さんの『不器用ですから』が現れるアプリを、どなたか作らないだろうか。自転車や車の運転のときも注意を促してくれる。横着な器用が、ぐっと減るかもしれない。」
 エスカレータにて上階へ登って行くと、自分の手元に集中した若者が目の前に現れる。「危ない!」何とか、事故にならず。何がそんなに夢中にさせるのか。座って見れば良い。当方は、正に「不器用」であるから、止まって両手を使わないと操作ができない。楽しい事なら、ながら族ではなく、一つのことに集中せよ。けじめがない。とにかく若者よ、ながらスマホは止めよう。そして優先席でのスマホも止めよう、否、優先席には近づくな。そう命令するアプリを作ろうではないか。(JN)