ミシンが心を支える 大学生のボランティア

  • (日経/春秋)「カーネーション」の主人公は1台の足踏み式ミシンと出会い、自分の人生を歩み始める。舞台は昭和の始め。洋服が普及したのは戦後。世の女性たちは夜更けまでミシンを踏み、日本の衣服革命は進行した。いま東北の被災地に卓上型ミシンを贈る活動をある団体が進めている。寄付金でミシンを購入し、使い方を習った後、めいめいが持ち帰る。仮設住宅の集会所では裁縫や手芸の自主サークルも生まれたそうだ。かつて日本の女性の暮らしを支えるミシンが、ここでは女性たちの心を支えている。
  • (日経/社説) ◆米国のアジア回帰を地域安全につなげよ。◆企業活動損ねぬ消費者救済を。
  • (日経)被災地で学生・教員がボランティア。大学の85%実施。