- (日経・春秋)「災害ユートピア」が昨年末に日本語訳が出版され、3月出大震災で注目を集めている。ふだんは競争に明け暮れる人々も、パニックに陥らず、助け合い、食べ物を分けるなど「無数の利他的な行為」が見られたと。日本も例外でなく、人々が支え合ってきた。しかし、頑張っている民、もたつく政・官の差が際立つ。大災害は政変の引き金にもなる。メキシコ、ソ連、ブッシュ政権。政府の無能ぶりや秘密主義への怒り、情報公開の進展の結果だ。日本は果たしてトップ1人の交代で済むか。
- (日経・社説)8・15を思い、3・11後の日本を考える。「復興という光」。「創造へのバネを」。
- (朝日)義援金950億円届かず。36市町村、自治体事務遅れ。