- (日経/春秋)目をとじて、「だるまさんがころんだ」、と早口で言う間に様子が変わっていく。今年の秋は跳躍の足どりでやってきた。そして、いつの間にか、シベリヤと中国の上空の重いシベリヤ寒気団が、勢力を伸ばすチャンスをうかがっている。仲の悪いはずの中国とロシアが対日圧力で声をそろえ、中間選挙で忙しいオバマ政権も、日本が心配になってきたようだ。「だるまさんが」、と数えている間も、耳を澄ませば足音が聞こえるであろう。秋の訪れをもっと早く感じ取っていれば、我が身の感度を恥じつつ冬支度を考える。
- (日経/社説)◆「ねじれ」を乗り越え前に進む国会に。◆景気減速へ確実な備えを。
- (朝日/社説)◆臨時国会、合意の作法を身にすけよ。◆景気の先行き、悲観し過ぎは戒めたい。
- (日経)就職先決まらぬ大卒者、パソナ、6000人一時採用。来春、契約社員に。他者へ派遣、正社員化支援。
- (日経)鶏卵の価格が上昇。夏、猛暑の余波で鶏大量死。秋、気温低下、外食向け消費増。
- (日経)福島で震度4、29日午後5時ごろ。都内でも緊急速報。