猛暑 ソルジェニーツィン氏死去 こんなに大学必要か 青いミイラ

■観測史上最高 大分市37、6度 宮崎・西都では38、0度。3日の九州地方は太平洋高気圧に覆われた影響で、東九州を中心に最高気温が35度を上回る猛暑日となる地点が相次いだ。宮崎県西都市ではこの夏最高の38、0度、大分市では観測史上最高となる37、6度を記録した。各地の気象台によると、このほか、宮崎市37、0度、大分県中津市36、9度などを観測。大分県内は山越えの暖かい風が吹き下ろすフェーン現象によって気温が上昇したという。(西日本新聞
■露のノーベル賞作家・ソルジェニーツィン氏死去。ロシアのノーベル賞作家、アレクサンドル・ソルジェニーツィン氏が3日夜、モスクワの自宅で死亡した。89歳だった。同氏は、「イワン・デニーソビッチの1日」「収容所群島」などでスターリン体制を告発。1970年にノーベル文学賞受賞。74年に国外追放されたが、ソ連崩壊後の94年、亡命先の米国から帰国していた。(読売)
■私大定員割れ 合併・再編も視野に入れよ。こんなに多くの大学が必要なのか。そう思わせるような結果である。中央教育審議会は7月にまとめた答申案で、「社会の負託に応えられない大学は、 淘汰 ( とうた ) を避けられない」との認識を示した。設置を認めるかどうか審査する大学設置・学校法人審議会は、事前チェックを厳格化すべきだ。文部科学省も、私大の 破綻 ( はたん ) に備え、学生の受け皿など処理策を練っておく必要がある。私大は学部ごとの定員割れの割合に応じて私学補助金を減額され、定員の50%以下ならゼロになる。定員を満たせないと、経営は一層苦しくなる。破綻すれば影響を受けるのは在学生だ。私学には建学理念や経営方針があるが、早めに思い切った対策を打ち出さねばならない。人気の低い学部は廃止し、特色のある学部に特化する。地域が求める人材の育成・輩出に絞った学部などに改組する。こうした措置が考えられよう。国立大学は法人化を前に再編が進み、私大でも一部に合併の動きが見られる。合併・再編も一つの手だ。破綻に追い込まれる前に、大胆な経営判断が必要である。(読売)
古代オリエント博物館 「吉村作治早大エジプト発掘40年展」(JN)