水道水は、環境だけでなく、懐にも当然やさしい 240602

 水道水が飲めることに『雷鳴抄(240602下野新聞)』は思う▼水道水をそのまま飲めるのは世界に11カ国。7日まで「水道週間」▼宇都宮市上下水道局の市民意識調査によると、「普段、そのままの水道水を飲む」割合は2017年度が7割を超えていたが、22年度は5割にまで低下。この間、市販のペットボトルの水を飲む割合が3倍に▼海外では、ペットボトル入り飲料水を販売禁止した町が注目され、国内でも「マイボトル」を持ち歩く人が増えている▼宇都宮のオリオンスクエアに無料の給水スポット「宮の泉」が設置▼水道水は、環境だけでなく、懐にも当然やさしい。同局の試算では、水道水はたった10円で、500ミリリットル容器で100本分飲める。ありがたい。
 (私は)思う。日本は雨の多い国。つい水の有難味を忘れてしまう。水資源豊かであるようだが、水不足が生じる。何せ山ばかりの国ゆえ、どんどん流れてしまう。水がいつでも使えるように、水道はありがたい。しかもそのまま飲める。タダではないが、エコである。水道水をいただこう。