9月の値上げ 中国の地震 水不足 固定電話赤字

■9月も値上げ相次ぐ…トヨタ車やサントリービールなども(読売)
 トヨタ自動車ハイブリッド車サントリーの缶入りビール類などが9月の「新顔」。サントリーは、ウイスキーとブランデーを2・3〜13・3%値上げするほか、大手メーカーで唯一先送りしてきたビール類の缶製品を値上げ。明治と森永の乳業2社は、チーズの再値上げ。雪印乳業も8月に再値上げを実施している。外食産業では、牛丼チェーンの松屋フーズと神戸らんぷ亭が10〜40円値上げ。
 一方、石油元売り各社は9月から卸値を引き下げる。また、ファミリーレストランデニーズは、ハンバーグなど定番メニューの一部を10〜110円値下げする。
■中国・四川省でM6・1の地震、家屋倒壊…21人死亡(読売)
 中国南西部の四川省涼山イ族自治州の会理県付近で30日午後4時30分(日本時間同5時30分)ごろ、マグニチュード(M)6・1の地震が発生し、同県や隣接する雲南省などで計21人が死亡、113人が負傷した。
■四国・早明浦ダム生活用水貯水率0%、緊急放流で断水回避(読売)
 国土交通省四国地方整備局は31日、香川、徳島両県に水道水などを供給している早明浦ダム高知県)で、生活用水向けの貯水率が0%になったと発表した。同整備局は水力発電用としてダムにためている水約2600万トンの緊急放流を始めた。7月からの少雨が原因で、生活用水貯水率が「ゼロ」になるのは3年ぶり。緊急放流で11月中旬まで、断水は回避される見通し。
■固定電話の赤字膨らむ、昨年度は1254億円…NTT東西(読売)
 固定電話で全国一律のユニバーサルサービスを維持するための利用者負担が、2009年から重くなる見通しとなってきた。NTT東日本と西日本の固定電話事業で赤字額が拡大しているためで、1番号当たりの負担金が現在の6円から8円程度に上がる可能性がある。ユニバーサル制度に関連する両社の赤字額は07年度、計1254億円になり、06年度に比べ405億円も膨らんだ。公表を始めた05年度以降で最大だ。