『#富士山の日』

『#富士山の日』<2023年2月23日(木)>
 きょうの「富士山の日」に『国原譜(230223奈良新聞)』は山を思う。30年以上前の20代の夏に登った。帰路、登頂の高揚と砂走りを駆け降りる爽快さに酔い、登りで歩いたルートにつながる横断道の取り付きを見逃す失敗を犯した。少し登り返して事なきを得たが、見通しのきかぬ山なら大事に至った可能性もあった。月刊誌「山と渓谷」3月号は、山での遭難を特集している。遭難の態様で道迷いが多数を占め、身近な低山で事案が増えている状況も。十分な準備と装備、自らの力量の把握、登山届などが不可欠なのは言うまでもない。他人の失敗に学び、対策を講じておくのも有意義なことだ。アウトドアの趣味では油断すると痛い目を見ることがある。最悪の事態を招く場合もなくはない。
 (私は)山に登りません。勤務地が小山の上にあったが、登りはエスカレータの世話になる。すっかり足や心臓が衰えて、山は登るより見ることで満足している。多摩地域に生活しているので、この時期の富士山や丹沢、関東の山々がきれいに見える。確かに山頂についての爽快感は素晴らしが、無理はしません。きょうの富士山はどうあろう。
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