#ドイツの管弦楽団から解任

『#ドイツの管弦楽団から解任』<2022年3月4日(金)>
 指揮者のワレリー・ゲルギエフ氏の行動に『談話室(220303山形新聞)』は思う。五輪出場禁止のロシア選手が頂点に立った場合である。曲はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。流麗な旋律が印象的な冒頭部分が響く▼▽この曲はロシアとウクライナが混じり合ったハイブリッドでもある。冒頭部に続く第1主題はウクライナに由来するのだ。かの地に嫁いだ妹の家に滞在中、町の音楽家が歌っていた旋律が元になっているという。▼▽元々チャイコフスキーのルーツはウクライナにある▼▽表彰式の協奏曲は、プーチン大統領と親しいゲルギエフ氏が指揮した。ゲルギエフ氏は反プーチンの意見を表明しなかったとして、ドイツの管弦楽団から解任された。芸術家だって激しさを増す戦火を座視していいわけはない。
 (私は)久しぶりに、ゲルギエフ指揮のショスタコーヴィチ交響曲第5番を聴こうと、CDのケースを開いた。見開き、そしてCD、ロシア兵の姿ばかりである。いや、ソビエト兵であろうか。この時の兵たちはドイツ帝国から家族を守るために戦った。そして、今、ロシア兵たちは何のためにかつての仲間と戦っているのであろうか。
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