『#感謝の気持ち』<2021年6月2日(水)>
6月には祝日がない。否ある。『春秋(210602)』は「ぐうたら感謝の日」を紹介する。だれも働いてはいけない。何もせず、家でただのんびりと過ごすのが基本。「のび太くん」がつくった架空の休日。この逸話を収めたコミックス14巻が発行されたのが1978年。当時と比べ、疲れを癒やす休日はずいぶん増えた。そこを襲ったのが新型コロナ。望んでもいないのに多くの人が働く時間を制限され、しかもそのルールが小刻みに見直される。「ぐうたら感謝の日」のエピソードはだれも食事をつくってくれず、友達と思い切り遊ぶこともできないと気づいて急展開。ありふれた毎日の大切さがさりげなく示される。そして我々はいま、生活に彩りを与えてくれた様々なものを我慢する日々の中にある。感謝の気持ちを温めながら、日常を取り戻すときを待ちたい。
（ＪＮ） ウイルス感染の続く中、最前線で働く方々に感謝。行政の無策は別として、社会の秩序とともにある方々に感謝。また、行政からの協力お願いに対して闘う方々に感謝。抵抗なくしては世は変わらない。さて、新たな日常はいつ？
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