#庶民目線の説明力

『#庶民目線の説明力』<2021年6月1日(火)>
 科学の根拠の説明とコロナ感染への政府の説明について、『越山若水(福井新聞/210528)』は思う。ガリレオの「天文対話」は、一般人向けに母国語イタリア語で書かれた。3人の登場人物が対話形式で話す簡明さも画期的だった。ラテン語だったら、宗教裁判にまで至らなかった可能性が高かった。同じことはダーウィンの「種の起源」にも当てはまる。偉大な科学者は万人に分かりやすい説明を心がけたようだ。翻って、日本政府の説明力はどうだろう。新型コロナ拡大という緊急事態下、感染対策の根拠は不明確で、国民への発信も難解なカタカナ語が乱立。「発出」「目途」「人流」など耳慣れない用語が飛び交う。庶民目線の説明力がまだまだ足りない。
 (JN) 皆にわかりやすい説明というのは難しい。科学の専門書は、まさに難解な用語があり、対象が専門家を考えている。庶民が理解できないことが多い。でも、国の国民への説明は、理解してもらわねば価値がない。それは、難解であってはならない。また質疑でごまかしてもならない。それは丁寧な説明ではないし、国民の安全安心にならない。
#日本政府
#不明確
#耳慣れない

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