『渋沢家が支えた旅人の没後40年の忌日』

『渋沢家が支えた旅人の没後40年の忌日』<2021年1月30日(土)>
 本日は渋沢栄一の三代目が育てた宮本常一の命日である。『春秋(210130)』は栄一の孫である敬三と宮本を紹介する。「三代目が身上をつぶす、の俗言がある。だが、栄一の孫で蔵相などを務めた敬三の名も、今に伝わる。
ことに学術の世界で。・・・私財で学者の卵を支援する。その拠点がアチック・ミューゼアム。1921年の設立だから、今年で100年になる。・・・渋沢敬三が研究員に招いたのが、宮本常一という小学校教員だった。・・・『旅する民俗学者』・・・代表作『忘れられた日本人』・・・『宮本常一講演選集』・・・黙々と働く名もなき民に光をあてた。今もそんな人がいるはずだ。きょうは渋沢家が支えた旅人の没後40年の忌日である」。
 (JN) 『宮本常一渋沢敬三 旅する巨人』(佐野眞一)を読み、宮本のファンになった。もし、十代でこの人を知っていたら、民俗学者を目指したかもしれない。コツコツと歩き記録して行く。さて、腰が曲がり始めたが、これから近隣を旅し、何かに光をあてられないだろうか。
#アチック・ミューゼアム
#旅人

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