『梅雨の晴れ間を見上げる』

『梅雨の晴れ間を見上げる』<2020年6月20日(土)>
 数日前の空に浮かぶ白い球体。『筆洗(200620)』は島崎藤村『夜明け前』を思いだす。「<正月の三日の晩です。この山の東の方から光ったものが出て、それが西南の方角へ飛んだと言います。・・・>・・・たいへんな厚みと重みのある歴史巨編・・・ちょっとした息抜きの場のようにある・・・宮城県などで数日前、空に浮かぶ・・・白い球体・・・近ごろの重い空気のなかで、ちょっとした息抜きのような話題にも思えた。遠くて見えないと知りつつ、梅雨の晴れ間を見上げた方もいらっしゃるか。こちらは正真正銘の天文現象である。部分日食が二十一日夕、天気次第で観察できるという。君子は日食や月食のようなもので、誤ってもすぐ徳性を取り戻すのだと漢籍にある。政治家の事件が思い起こされて、見えれば味わい深いかもしれない」。
 (JN) 『夜明け前』は幕末、世の中が変わる時期であったか。光は何を意味していたのか。今、新型コロナウイルスにより、地上の世の中が変わろうとしている。それとは関係なく上空は自然の法則に従って動いている。自然はウソも過ちも犯さず流れて行く。今回の新型コロナウイルスはこの自然の流れなのか、それとも人類の過ちか。否、両者か。コロナ禍の闇の夜明けは何時なのだろうか。そう思い空を見上げる。
#不思議な白い球体
#部分日食
#UFOか
#政治家の事件

f:id:morningstar:20200620140749j:plain

f:id:morningstar:20200620140721j:plain

f:id:morningstar:20200212072338j:plain