『クレヨンや絵の具の「はだいろ」は』

『クレヨンや絵の具の「はだいろ」は』<2020年6月21日(日)>
 楽天イーグルスオコエ外野手、ツイッターで5歳のころの体験、<親の似顔絵を『はだいろ』で塗るよう言われ、涙ながらに茶色のクレヨンで塗った>。『余録(200621)』は「はだいろ」を思う。「『はだいろ』は、2000年前後に各社が相次いでその呼び名を変更・・・『ペールオレンジ』『うすだいだい』などの名で定着・・・<どうして私は『はだいろ』じゃないの>。1998年11月17日付読売新聞に、ある女性の投書が載っている。・・・ショックを受け、メーカーに変更を働きかけた。業界が動いた背景には、こうした当事者の声があった。・・・模写が中心だった図画教育は、これをきっかけに自由に描かせる流れに変わった。オコエ選手の投稿には、20万件近い賛同が寄せられている。あのとき画用紙に落ちた涙は、カラフルに彩られて人々の心に届いた」。
 (JN) お絵描きが枠にはめられていた時代の者は、とにかく人を「はだいろ」に塗っていたろうか。当方は常識感覚が無く、絵の具では様々な色を混ぜて、各々のものに色を付ける。下手くそだが美術の先生は「おいしそうな色」とほめてくれる。どうみても、お上手ではないが美術が好きになった。自由を得た。先生に感謝したい。肌の色はそれぞれに違う。見え方も違う。表現の仕方も違う。今の私はシミだらけで、描くのが難しい。
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