『世の中の分断を自ら招いてはならない』

『世の中の分断を自ら招いてはならない』<2020年5月14日(木)>
 コロナ禍時代の「相互監視」を『筆洗(200514)』は指摘する。戦前は『隣組』と言うヒット曲、「戦時下の国民統制の一端を担った組織を歌っていると、知ってはいても、聞けばメロディーや歌声にある愛嬌が楽しく、なぜか懐かしくもある・・・いまの世の中に求められている『相互扶助』があって、詞も心地よく響く・・・近ごろ、隣組が戦中に発揮した『相互監視』という負の側面も、現代の世の中に呼び起こしているようだ。「自粛警察」・・・他県などのナンバーを付けた車両を傷つけたり、営業している飲食店を見つけ出しては張り紙で中傷したり・・・正義を行っていると思い込みにとらわれた人々が、過去にもみせてきた怖さであろう。相互扶助が必要な世の中にまかれた混乱の種だ。世の中の分断を自ら招いてはならないだろう」。
 (JN) 「隣組」や「五人組」が我々のDNAに張り付いているのか。一見、仲好し組だが管理し合っている。連帯などしていない。権力はそれを望まない。内部にも、外部にも互いが管理し、道を外れぬようにする。みんな一緒におなじであること。お上のお達しを守ること。不自由な管理社会である。そうでない方々も多くいるであろうが、皆さまはいかがか。あの時に戻ってはならない。どうか、弱い者同士足を引っ張らず、手を貸そう。
#相互扶助
#相互監視
#自粛警察

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