『会社は誰のものか?』

『会社は誰のものか?』<2019年9月14日(土)>
 「米国で先月、主要な企業でつくる経営者の団体が株主第一主義を見直すと宣言した」ことを『春秋』(190914)は伝える。「顧客や従業員、地域社会など関係者すべてのための経営を目指すのだという。もうかっているのに社員に十分報いていない。貧富の差が広がっている。そんな批判を避ける狙いもあるようだが、もっともな『転向』に思える。・・・本家の転向宣言以降この間、日本の経営者の間で議論が聞かれないのはちょっと寂しい。・・・『あなたの会社は誰のため?』。お一人お一人の宣言を、ぜひ聞いてみたい」。
 (JN) 株式会社のある商品経済社会の世の中で、不幸な者を作らないようにすることは難しい。しかし、今の社会を継続するためには、大きな変化を起こさせないためには、不幸な者を作らない努力が必要である。それぞれの関係者に喜びを与える。しかし、現実は弱者にしわ寄せが行く。そして、責任者が責任を取らないことが目立つ日本の株式会社は誰のためにあるのだろうか。株式会社は生き物であり、変化するが、どう変化していくのであろうか。なお、当方の会社は、当社の商品の購入者第一主義である。だが、言うことはまだ言えるが、それが現実に結びついているか否か。絵に描いた餅になってはならない。
#会社は誰のものか
#株主第一主義を見直す
#貧富の差

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