『人に何かを伝える時に、手段になるのは、会話や文字ばかりではない』

『人に何かを伝える時に、手段になるのは、会話や文字ばかりではない』<2019年5月6日(月)>

 物騒な飛翔体の発射について、『筆洗』(190506)はこれも人に伝える方法かと。「打楽器によるアフリカのトーキング・ドラムは、・・・中身が濃くて、詩情まで込められているのが興味深いが、最近は、物騒な飛翔体の発射という手段で、意思を伝えようとする国があって、暗たんとする。・・・米国よ、交渉したし、制裁緩和に応じよ、さもないと事態を悪化させよう。そんなメッセージか。・・・あかんべえは、場所によって注意を促す親切なしぐさだが、「だまされないからな」と挑発気味に使われる地域もある。誤読のおそれがあるだろう。嘆かわしく、危険なしぐさである」。

 (JN) 金正恩は米国の怖さをまだ知らぬか。戦争好きの米国は、隙あらば理由をつけて相手を破壊してきた。それは、火薬から貨幣まで、多量に武器を使い破壊を行う。武器により米国を国から追い出したベトナムも、結局は経済では発展するほどに米国の力を思い知る。北朝鮮トーキングドラムならぬトーキングミサイルによって意思を伝達すれば、やがてはそのお返しのトーキングミサイルが多量に返事となっていくであろう。それは、勘弁願いたい。金正恩よ、言葉や文字にて意思を表現せよ。それとも、平和への熱意をドラムで交わすか。

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