『日本の人々は雲の形や色、流れ方を見て、世の移ろい・・・』

『日本の人々は雲の形や色、流れ方を見て、世の移ろいを感じとってきた』<2017年10月10日(火)>
 「秋は空が澄んで、雲の位置が高い。雲好きにはたまらない季節です」(気象予報士武田康男さん)と、昨日の『天声人語』(171009)秋の空を思う。南極、夕焼け、虹、オーロラ、日食・・・・「米国や中国、エジプトなどを旅した。多くの国で市民が雲に寄せる関心は『雨が降るか降らないか』。日本の人々は雲の形や色、流れ方を見て、世の移ろいを感じとってきたと話す。北原白秋は一編の詩に十数種類もの雲を詠み込んだ。耳慣れない名ではあっても、その響きから空に浮かぶ姿を想像するのは楽しい。たまには立ち止まって雲の流れに目をこらしたい。せめて秋の好日くらいは」。
 (JN) 秋の空は高く青く、気持ちがいい。そろそろ日差しも心地良くなってくる。外へ出るのが楽しくなるが、お天気が心配だ。今週末は雨マークが出ているが何とかならないだろうか。日々の生活では雲を見ながら天気など考えない。お天気キャスターの説明を鵜呑みにして日々過ごしている。天気が良ければ、偶には、のっぱらへ出て寝転がり雲を眺めたい。雲の形を愉しもうか、空高くウグイスがのど自慢を聴こうか。それから、ウグイス嬢の「お願いします」が響き渡るのか。政局は移ろうのか。雲行きはどうなっていくのか。生々しく12日間の闘いが始まった。これは、テレビを鵜呑みにせず、雲行きにも左右されず、一票を投じよう。