『「スローマンデー」、月曜の朝、職場に着いてもいきなり・・・』

『「スローマンデー」、月曜の朝、職場に着いてもいきなりギアを高速に入れない』<2017年9月25日(月)>
 「ブルーマンデー」を『天声人語』(170925)は考える。「医療の世界でも、月曜の午前に心筋梗塞など心疾患事故の多いことはかねて知られていた。愛知県にある旭労災病院の木村玄次郎院長の研究班は、月曜と金曜、休日に心臓にかかる負担を調べた。起床時、朝10時、夕方4時、入眠前に血圧計で測定してもらうと、血圧に心拍数をかけた数値が月曜の朝10時にきわだって高かった。木村院長らが提唱するのは『スローマンデー』である。月曜の朝、職場に着いてもいきなりギアを高速に入れないよう勧める。政府が旗を振ってもさっぱり広まらない月末金曜の仕事早じまい運動『プレミアムフライデー』より、よほど心身にやさしい」と。
 (JN) 今日は月曜日だが、私の今の時間にストレスは少ない。実は残りの夏休みを消化している。でも結局、今日の夕方から落ち着かなくなり、明日は頑張り力を出して出勤するのであろう。なぜ、こんな1週間の繰り返しを続けているのか。この3月までは、月曜の朝一に連絡会があり、その資料を週末に準備するというパターンを繰り返していたので、それがなくなった今は大分ストレスが違う。月曜日の朝は、だれにも邪魔されずに、考える時間をもつことができるようになった。私たちは月曜日の午前中を変えるべきかもしれない。それは職場だけでなく、高校以下の学校も考えてみてはどうだろうか。でもどうすれば良いのか。悲しいかな、この生活を変えることがまたストレスになりそうだろうか。月曜の午前中は個々人が音楽でも聴きながらゆっくりと思いに耽る時間にしたい。そんなゆとりが職場にはないか。いや、考える時間こそ日本に必要なのではないか。