『北の外相がこれに「犬がほえる声」と応じたのは、殲滅やら・・・』

『北の外相がこれに「犬がほえる声」と応じたのは、殲滅やら火の海やらといった脅し文句の大好きな自分たちのお株を奪われたからか』<2017年9月22日(金)>
 「ノーベル平和賞を受けた米国大統領セオドア・ルーズベルトは、『大きなこん棒を持って、静かに話せ。そうすれば話は前に進む』。彼はそう語り、帝国主義時代の米国の影響力を広げた」と『余録』(170922)は現在の米大統領を比較する。「大言壮語で戦争の危機をあおって実利を引き出すのは北朝鮮の指導者の得意芸である。米大統領には北が求める戦略的対等にお墨付きを与えるような恫喝の激しさ比べは得策といえまい。ここは北の暴発を抑止しつつ、国際社会の対北制裁の結束をリードする静かで大いなる力を示してほしい米大統領である。
 (JN) トランプ大統領はどこを見ているのか。どこまでを考えているのか。吠える。はったりを平気で行う。言う内容がぶれる。正直に大きなこん棒見せて勝負する。私のようなものには見えない考えの柱があるのだろうか。相手が賢ければ、封じ込めで苦しくなる前に、妥協案を出してこようが、どう見てもロケットマンは賢く見えない。他国にわたる犠牲者が出るような事態にならないだろうか。第二次世界大戦の前夜、日本やドイツは、資源と市場を国外に向止めるために、戦争を選んだ。ロケットマンは追い詰められて何をするのか。地獄の門が開かれることにならぬよう、吠えたり、飛ばしたりさせぬことを阻止する冷静な発言が必要だ。