『宅配便のパンクを避けるためヤマト運輸が人員を大量・・・』

『宅配便のパンクを避けるためヤマト運輸が人員を大量採用する』<2017年5月12日(金)>
 「心当たりがない場合は用心のため居留守を使う人もかなりいるようだ。訪問者が宅配便の配達員なら荷物は持ち帰らざるをえない。再配達となり、労働時間が延びていく」。宅配業者の四苦八苦を「春秋」(170512)は考える。「値上げで荷物量をおさえ、人を増やしても、再配達比率が上がれば帳消しになりかねない。家族の誰かが家におり、縁側が開け放たれていた頃なら配達も楽だったろうが、時計の針は戻らない。人海戦術だけに頼らず、IT(情報技術)時代に似合った工夫と挑戦を重ねてほしい。」
 (JN) 電話、連絡しても出ない。それはもう若者だけではない。人と人との信頼関係も機械がとりもつ取り持つのか? 伝達も覚えることも気枚任せである。その昔は、飲食店でメモもなしに間違えなく客の注文を取ることができたが、今ではピッピッと記録していても間違ったものが来ることがある。人海戦術では対応できないことをAIにお任せしていくと、我々は脳みそが機械の奴隷になるのではないか。低価格でサービス向上が企業間競争である以上、価値や効用を変えない限り、人間が機械に使われての過労死多発の時代が来るのであろう。