『人類が調理に火を使い始めたことで、社会的な結びつきが・・・』

<2016年11月11日(金)>
『人類が調理に火を使い始めたことで、社会的な結びつきが生まれやすくなった』
 「木枯らし1号が吹いて、家族や友人と鍋をつつきたくなるときである」。「天声人語」(161111)は、鍋料理をお薦めする。人は火を囲み、そこから結びつきが始まった。「寄せ鍋、つみれ鍋、石狩鍋……。文字を見るだけで温かくなる。材料の順番を仕切る鍋奉行や、灰汁をとる灰汁代官の出番だ。近年は『一人鍋』も広まっているそうだ。一人鍋というと寂しそうだが、『小鍋立て』と書くと風情がある。きょうは「1」がずらりと並んだ日である。一人でも、みんなが並んだ食卓でも、湯気をながめてゆったりしてみてはいかがでしょう。」
 本日、中国では独身の日らしい。1が独身を意味するのか。では、「1」が4つ並んでいるならば麻雀ができそうである。4人というのは、卓を囲む基本人数である。当方の子どものころの多くの家庭が夫婦と子ども2人であったので、鍋料理ならば四方からはしが出てきた。しかし、我が家は何時も遅い父、そんな思い出はないかな。自分が父となり、家族そろって食事をすることは、それに比べれば思い出があるが、子供たちは覚えているだろうか。さて、寒くなってきたので、正に鍋の季節になってきました。1の人も、2以上の人々も、数人で鍋を囲み、何だかんだと談話し、対米政策を考えましょう。排他主義ではなく、寄せ鍋政策でもトランプ氏に伝授できるようにしましょう。(JN)