グルジアはロシア風の表記なので、英語風に統一したい

グルジアはロシア風の表記なので、英語風に統一したい
(日経「春秋」2015/4/16付) ハマザキじゃなくハマサキ。「釣りバカ日誌」の愛すべき主人公、浜崎伝助氏の口ぐせである。自分の名前の呼ばれ方にはこだわる。どういう呼び方をされるかは気にかかるものだ。それが国名ともなれば。戦後の日本を振り返っても、中国や韓国などに対する呼び方には神経を使ってきた。逆に、中国がわが国を日本と呼ばないで、昔ながらの「倭(わ)」という言い方を続けていたら、さぞ不愉快だったかも、と思う。「グルジア」の国名表記を「ジョージア」とあらためる法律が、おととい国会で成立した。「グルジアはロシア風の表記なので、英語風に統一したい」という。世界最古といわれるぶどう酒を「ジョージアワイン」と呼ぶのか。スターリンの出身地を米国南東部の州のように表すのか、などと。それでも、ロシア風の表記は耐えがたいとの思いはわかる気がする。ロシアとの間では領土紛争が絶えないのだから。
(JN) 自国の呼び方など国際人ではない私には、深く考えたことがない。我が国は、日本であるが、英語ではジャパンと習った。そう、話しはずれるがニッポンと呼んで欲しい。国名は、他国が勝手つけるものではないし、読み方もそうだ。ここは、安倍首相に頑張っていただき、愛する郷土、我が国、「NIPPON」と世界に皆さんに読んでいただくのはどうだろう。それはともかく、ジョージア、良いですね。グルジアよりジョージアの方が温かみもあって良い。スターリンは、ジョージア出身、イメージ変わりそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO85744770W5A410C1MM8000/