市民から選ばれた陪審員に裁かれる権利がある

  • (日経/春秋)「ロス疑惑」などの捜査にあたったルイス・イトウさんに、自国の陪審制をどう評価するか尋ねた。苦笑しながらの答えは、「ラスベガスでポーカーをするようなもの」だった。陪審員にどういう人種や立場の人が選ばれるかによって結果が大きく異なる。「一般の人はどうしても感情に左右される」と市民裁判ではあるが、「それでも米国民には、市民から選ばれた陪審員に裁かれる権利があるんですよ」と。日本の裁判員裁判は今月下旬に、導入から3年を迎える。負担も課題もあるけれど、「当然、必要に決まってます」と胸を張って答えられる制度に育てていきたい。(12・5・6)=>(JN)お上に従う日本国民が今の社会・家庭環境で、現状の教育を受けている以上、裁判や選挙への姿勢は変わらない。他人任せで他人の所為にして入れば楽である。しかし、何時までも他人は良い人ではない。まずは市民になろう。

http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE6E3E3E2E2E0E5E2E2E4E2E7E0E2E3E09F9FEAE2E2E2;n=96948D819A938D96E08D8D8D8D8D