留学生 収入印紙 梅雨入り

6月6日(金)
■卒業後の就職支援も求める 留学生30万人計画で中教審(中日)
 福田康夫首相が1月の施政方針演説で掲げた「留学生30万人計画」に向け、中教審大学分科会の留学生特別委員会は5日、計画実現のための具体的な方策案を大筋でまとめた。大学への受け入れ策という“入り口”だけでなく、卒業後の就職支援といった“出口”の対策も求めている。一部修正を加えた上で近く正式にまとめ、計画に反映させる考え。
 方策案は、優秀な留学生を獲得するため、英語による授業だけで学位が取れる大学、大学院を大幅に増やし、現在全大学教員の5%程度にとどまっている外国人教員を数多く採用することを求めている。
 国内と海外の大学双方の学位が取得できるダブルディグリー制度や、9月入学の導入を促進し、これらの取り組みに積極的な大学に対して、優先的に国費留学生の配置や、財政支援をすることも盛り込んだ。また、日本企業への就職は、留学生にとって大きな魅力と分析。留学生の6割近くが日本国内の企業への就職を希望しているという調査結果を踏まえ、産学官が連携した就職支援が重要とした。
■<収入証紙>東京都が廃止へ 手数料は現金払いに(毎日)
 東京都は、パスポートや運転免許証の発給・更新手数料を支払う際に使う収入証紙を廃止する。事務処理の効率化などのメリットがほとんどないためで、都道府県で初の試み。10日開会の都議会に提案し、可決されれば10年4月から窓口での現金払いとする。
 都は年間800万枚の収入証紙を発行し、印刷経費は約2200万円。用途はパスポートと運転免許証の発給・更新手数料が9割以上を占め、購入場所もパスポートセンターや運転免許試験場などに限られる。窓口に長い列ができることも多く、「面倒」との声が上がっていた
■<梅雨入り>13年ぶり逆転現象…九州北部より関東甲信早く(毎日)
 梅雨入りは例年、南の地方ほど早いが、今年は関東甲信地方が梅雨入りしたのに、九州北部や中国地方はまだという逆転現象が起きている。気象庁によると、関東甲信の梅雨入りが九州北部より早いのは13年ぶりで、統計を取り始めた1951年以降で5回しかない珍事という。