ネクタイの日 231004

 ネクタイに『談話室(231001山形新聞)』は思う▼日本人で最初にネクタイを締めたのはジョン万次郎とされる。1851年に米国から帰ってきた際、所持品に襟飾り3個と記されていた。蝶ネクタイだったという。国内製造は東京の帽子商小山梅吉が1884年10月1日に開始し、後にこの日が「ネクタイの日」となった▼環境省が設定するクールビスが9月末で終わり、10月2日の出勤からネクタイ姿という方もおられよう。一方で異常な暑さが影響し、終了日は一律ではないようだ。個人的には、朝、キュッと締めれば気持ちのスイッチが入る。さてスーツのVゾーンから何色をのぞかせようか。
 (私が)就職したころは、エアコン完備ではないのに、真夏でもネクタイをしていなければならなかった▼退勤後の、ネクタイを外した時の解放感。そして、いざ生ビール、それが日々の楽しみであったろうか。ワイシャツの襟の内側は汚れの輪になる。ネクタイにも寿命があった▼今では、冬の防寒具であり、締め始めるのはいつになろうか。私のクールビズはまだ続くが、今日は寒い。