『#レンズが判定の正しさを証明』

『#レンズが判定の正しさを証明』<2022年12月4日(日)>
 あの三笘薫選手のゴールライン際のプレーに『談話室(221204山形新聞)』は思う▼1969年プロ野球日本シリーズ、巨人の三走土井正三選手の本盗セーフ▼微妙な判定。球審の岡田功さんには確かに見えた。帰宅後に視聴したニュースの映像ではどれもベースを踏んでいないよう▼だが、翌日の新聞の写真、捕手の股間の僅かな隙に土井選手の左足がベースを踏んでいた。レンズが判定の正しさを証明した▼決勝点につながった三笘薫選手のプレー。中継映像ではボールがラインの外に出たかに見えたが、ビデオ判定(VAR)の末に得点が認められた。AP通信が世界に配信した一枚は、紙一重の真実と三笘選手の執念を物語り、VARの有効性も知らしめたと言えるだろう。
 (私には)土井がベースを踏まず通り抜けたように見えた▼プロの審判の眼と反射的ジャッジメント、素晴らしい。もちろん、誤審することもある。そのためにも、VARはスポーツに欠かせない▼将来、AIに審判を任す時代が来るだろうか。
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