『#拝啓レノン様』

『#拝啓レノン様』<2022年6月29日(水)>
 本日の「ビートルズの日」に最後のアルバムを出す吉田拓郎を『小社会(220629高知新聞社)』は思う。「拝啓ジョン・レノン様 僕はアジアの中の日本という国の広島という街に住んでいる18歳です」。「ビートルズの日」は1966年の初来日の日にちなむ。日本武道館での公演は、学校をさぼって駆け付けた高校生ら6520人が補導されたそうだ。冒頭のファンレターは、吉田拓郎さん。生意気といわれたが素顔ははにかみ屋の76歳。2度のがん治療から見事復帰した。年内で芸能活動を引退するという。数ある作品には偉大な先達に敬意を込めた「ビートルズが教えてくれた」もある。ファンレターの結びを引く。「遠く日本から応援してます。そして、いつか僕たちがビートルズを追い越します。ポールやリンゴ、ジョージにもよろしく。広島にて、吉田拓郎
 (私たちに)吉田拓郎さんは、何を教えてくれた。ビートルズのように、髪と髭をのばすことか。ボロを着ることか。身近に感じたフォーク歌手。彼によって、フォークソングがグッと近づいてきた。あれから半世紀、よく頑張りましたね。時には誰かの力を借りて。時には誰かにしがみついて。私は今日まで生きてみました。明日からも、こうして生きていくだろうと。
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