『#動物愛護週間』<2021年9月26日(日)>
きょうは動物愛護週間の最終日。『編集日記(210926/福島民友)』は猫を思う。猫に小判、猫の手も借りたい、猫もしゃくしも、窮鼠猫をかむ―。▼猫は約１万年前から人と暮らしていた形跡があった。▼日本でも古くから飼い猫がいたとみられているが、文献に初めて登場するのは平安時代。宮中を自由に出入りできるよう官位を与えた帝もいた▼その帝が聞いたら悲しむに違いない。県の動物愛護センターや保健所に持ち込まれ、殺処分となる猫が少なくない。飼い主以外がえさをやってしまうことで、その場所に複数の猫が集まるようになり、繁殖してしまうのが背景にあるという▼庭先などに猫が何回か来るうちに情がわき、何かしてあげたくなる。ただし、それが殺処分につながるのであれば、慎まねばなるまい。
（ＪＮ） なぜに猫は可愛いのか。その可愛さゆえに、飼い主でもないのに餌をやってしまう人がいるのか。あの鳴き声、擦寄り、挑戦的で、また素っ気なく。この可愛い猫たちが殺処分にならないように、私たちは責任を持たねばならない。
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