#不幸な歴史を繰り返すな

『#不幸な歴史を繰り返すな』<2021年9月6日(月)>
 経済評論家の内橋克人さんが亡くなった。『正平調(210905/神戸新聞)』は内橋さんを思う。先輩記者の一人からたたきこまれたという「記者三訓」がある◆(1)必ず現場へ行き、自分の目で確かめろ。いかなるときも、この鉄則を怠るな(2)上を向いて仕事をするな。上とは権威のことであり、上司でもある(3)攻める側ではなく、攻められる側にいつも身を置くように◆あの時代への苦い記憶をたたえた「三訓」を伝えたいと思ったのだろう。「不幸な歴史を繰り返すな」という思いを託し◆企業のありようなどを鋭く問うてきた。ほれぼれするような切れ味で政治の緩みもぐさりと刺していた◆思い出話の「三訓」ではなく、自身の背骨でもあったと◆「大変な時代だけど、頑張って」。今はただ、高い頂を仰ぎ見る
 (JN) 「記者三訓」は仕事の基本だろう。現場を重視し、権力に負けるな。一方的に考えるな。いまの日本には、民主主義というタイトルを張り付けた表紙の中身は、現場を疎かにして、パワーバランスを見て仕事をしている。それは他人ごとではない。皆がこの三訓を自分のものにし、日々改革を進めたい。
#記者三訓
#現場
#権威
#責められる側にも

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