『周りに人がいても無人の駅』

『周りに人がいても無人の駅』<2020年12月1日(火)>

 おとといの地下鉄駅での視覚障害者の事故に『天声人語(201201)』は語る。鉄道のホームには「欄干のない橋」という例えがある。「誰もが使いやすい鉄道という課題は重みを増している。作家の乙武洋匡さんがロンドンでの体験・・・エレベーターがない駅では市民が何度も手を貸してくれた・・・『車いすの人が困っていたら手伝うのは、財布を落とした人に駆け寄って届けるのと同じ感覚のようでした』。周りの人がたくさんいても誰からも注意を払われなければ、その瞬間そこは「無人の駅」となる」。
 (JN) こういった事故がある度に、私たちは他人のことを考えていない排他的な者であるのだと悲しくなる。なぜだろうか。人と人との間に見えない囲いがあるのだろうか。囲いは人を守るためにあるはずだ。いらぬ囲いを取り、必要な囲いを築きたい。無人の駅にしないようにするはどうすればよいだろうか。
#駅のホーム
#欄干のない橋
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#誰もが使いやすい

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